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↑ さて、ここからの写真は、全て1993年4月23日にマーチ空軍基地で撮影された第9給油航空団(9th ARW)のKC-10Aである。KC-10A/84-0187
↑ KC-10A/84-0187
↑ KC-10A/87-0117 尾翼のラインは赤い矢尻入り、ノーズアートは、ガーフィールド。
↑ KC-10A/79-1951。1987年会計年度の新しい機体があれば、この機体のように1979年の最初の発注年度の古い機体も存在した。白い初期の塗装から塗り直された機体は、明らかに1984年度以降の塗装とは異なり、エアフォースグレー(ミディアムグレー)で真新しい。
↑ KC-10A/85-0027。1985年横田基地に展示された機体である。1985年当時の塗装のままであるが、尾翼にラインが入っている。恐らくノーズアートも入っていたはずだが、左側面は残念ながら写真が無い。
↑ KC-10A/79-1951。美しい白のsh木の塗装からミディアムグレーに塗り換えられていた。尾翼の青いラインには飛行隊の区別を付ける為か、赤い矢尻が書かれている。
Wings
↑ 1993年当時のマーチ空軍基地のKC-10Aには、ノーズアートが書かれていた機体が多い様であるが、撮影日順光で撮れた右側面の写真が多い為数枚の機首アップの写真が興味深いアートの記録を残している。猫のガーフィールドはアメリカで人気のキャラクターである。
↑ KC-10A/87-0119 尾翼のラインは赤い矢尻無し。1987年は、KC-10Aの最終発注年度で、この年8機が予算化された。その内の3号機である。
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↑ 同じく1991年9月横田で撮影したKC-10A(83-0078)。それにしても何で私は、機首UPとか尾翼の写真しか撮っていなかったのだろう?この翌1992年は、アメリカ空軍の大きな組織変更があり、給油部隊はそれまでの戦略空軍からAMCまたはAir Combat Command(ACC)に移管され、ACCのKC-10Aも同一戦闘航空団の中で、戦闘機などと指揮命令系統を同じくして運用される事になった。
↑ 1991年9月横田で撮影されたKC-10A(83-0078)。マーチ空軍基地の部隊である事を示すマーク(旧空軍国籍マーク)を尾翼に入れており、第9給油航空団所属である。
1992年横田基地で撮影されたKC-10A(84-0186) 。写真ではインシグニアが小さく所属が判りにくいが第2爆撃航空団のものに見える。但し1992年は給油部隊は戦略空軍SACからACCに移管された年でありACC所属のはずだが、マーキングの変更等は過渡期にあったはずである。